9月28日(土)に「光るどろだんご作り」を開催しました。
1日で4回開催し、大人41名、子ども50名の計91名の方々にご参加いただきました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
今回はそんな「光るどろだんご作り」の様子をご紹介します。
本イベントは、伊賀左官業組合さんに講師をお願いして実施しました。
左官の仕事を知ってもらうこと、また私たちの生活の近くにある「土」をテーマに自然に触れてもらうことを目的としていました。
どろだんご作りは、芯となる中心のだんごは左官さんたちに作っていただき、イベントのスタートはだんごの回りに漆喰(しっくい)を塗るところからスタートします。
白くトロっとした漆喰を指で薄くだんごの周りに塗って伸ばします。
しばらくして乾燥させたら、だんごをひっくり返して全体にむらなく塗ります。
「下塗り」と呼ばれる工程で、実際に漆喰の壁を塗るときも、一度ではなく二度三度と何層かに分けて塗っていくそうです。
だんごにも二回下塗りを行うと、専用の台の上でグルグルとだんごを乗せて回転させていきます。
そうすることで、漆喰がだんごの小さな隙間を埋め、真円に近づいていきます。
大人も子どももだんごを回す表情が真剣そのもの。
白い漆喰での下塗りが終わるといよいよ着色です。
赤・青・黄色の3色から選んでもらった色付きの漆喰を二度塗りしていきます。
要領はさきほどと同じで、全体に指で塗って、少し乾燥させたら、だんごを回して馴染ませる。
ここまでくると、参加者の方々もかなり慣れた手つきになってきます。
最初は水気のあっただんごも、延々と台の上で回していると少しずつ光を反射してきました!
仕上げの磨きはフィルムケースとフェルト生地で!
細かなキズを消して、光り具合をさらに強めていきます。
単純作業の連続で飽きる子もいるかと思いきや、みんな真剣な表情で光るどろだんご作りに楽しんで取り組んでいけただけたかなと思います!
ほとんどマンツーマンのような形で、参加者に寄り添ってアツくご指導いただいた左官職人のみなさまもありがとうございました!
また、このような形で「土」をテーマにしたイベントを企画していければ良いなと思います。
イベント主担当のふっくんでした。