8月3日に「まが玉作り体験」を開催しました。
午前と午後の2回を開催し、大人25名、子ども28名のべ53名の方々にご参加いただきました。
今回は「伊賀の歴史」を学ぼう!というテーマで企画を行い、三重県埋蔵文化財センターから2人の講師の方に来ていただきました。
まが玉とはなにか?
どうして作られたのか?
伊賀市の遺跡で実際に見つかったまが玉の紹介など、貴重な埋蔵物の展示もあり、とても興味深いお話を聴くことができました。
そのあとは、みんなでオリジナルの勾玉作りに挑戦しました。
それでは、当日の様子を写真でお伝えします。
今回は「滑石(かっせき)」という柔らかい石を紙やすりで削って、勾玉を作っていきます。
消しゴムを使うように、みんな一生懸命に削っていきます。
「途中で休憩してねー」と声をかけても、凄まじい集中力でのめり込むように作業をする姿がたくさん見られました。
大方の形を削り出しても、まだまだ磨く作業は続きます。
番手の大きなやすりを使って、徐々にピカピカに磨き上げていきます。
最後に首から下げる紐を通して完成です。
本物の宝石でできた勾玉が見られただけでなく、手を動かして実際に作り出すことはとても楽しい体験であったのだな、と体験をするみなさんの顔を見ながら思いました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!