

園でみられる植物
スダジイ(どんぐり)

- 見れる場所
- 芝生広場
- 見れる時期
- 10月、11月
「シイの実」として食べられるどんぐり。炒るともちもちした食感となり、けっこうおいしいです。サルがかじった後もよく落ちています。このどんぐりの殻斗(かくと)は普通のどんぐりの帽子型とは違って、実全体を覆うような変わった形です。
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ノコンギク

- 見れる場所
- 流れの広場、トンボ池
- 見れる時期
- 10月
たくさんの種類がある野菊のなかでも、もっとも普通に見られる種類。紫がかかった白色のシンプルでかわいらしい花ですが、まとまった群落になるので一斉に咲いている様子はなかなかきれいです。
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コウヤボウキ

- 見れる場所
- 四季の森、太陽の丘
- 見れる時期
- 10月
日当たりのよい林内で咲いている秋の花。根元から何本にも分かれた枝につく花は、オケラの花とよく似ていますが、こちらはほんのりピンク色でかわいらしい感じ。ちなみにこの変わった名前は、高野山で茎を束ねてほうきとして使っていたところからついたそうです。
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オケラ

- 見れる場所
- 太陽の丘
- 見れる時期
- 10月
白くてモジャモジャな面白い花を秋に咲かせます。 トゲトゲした魚の骨のような形のガクも特徴的。かつては「山でうまいはオケラにトトキ(ツリガネニンジン)」と言われ、山菜としてよく食べられるほど普通に山野に生えていましたが、近年は数が減って絶滅危惧種となってしまいました。
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アキノキリンソウ

- 見れる場所
- 四季の森
- 見れる時期
- 9月、10月
別名はアワダチソウ。セイタカアワダチソウはアキノキリンソウの背が高くなったような姿から名前がつけられています。ちなみに「秋の」とついていないキリンソウは黄色い花ですが、ベンケイソウ科であり近い仲間ではありません。
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ヤマジノホトトギス

- 見れる場所
- 自然の森、四季の森
- 見れる時期
- 8月、9月、10月
植物らしからぬ名前ですが、由来は鳥の「ホトトギス」の胸にある斑点になぞらえているんだとか。派手な配色は林の中でもよく目立ちます。
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ススキ

- 見れる場所
- ことりの里、流れの広場、トンボ池
- 見れる時期
- 9月、10月、11月
秋の七草のひとつ。かつては茅(かや)と呼ばれる植物の一つで、かやぶき屋根の原料となっていました。県民の森でのあちこちの草原で見られますが、風に揺られながら夕日に照らされるススキは、秋の風情がありますね。
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ゴンズイ(実)

- 見れる場所
- 野鳥の森、自然の森、冒険の森、四季の森
- 見れる時期
- 9月、10月、11月
秋になると真っ赤な実がはじけて、中から黒い種を見せます。同じ名前の魚がいますが、樹肌の模様が似ているからという説や、その魚同様に役に立たない(使い道がない)から名前がついたという説もあります。
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ゲンノショウコ

- 見れる場所
- トンボ池
- 見れる時期
- 8月、9月、10月
古くから生薬として利用されており、その薬効が優れている所から「(胃腸に効く)現の証拠」という名前となりました。 種が落ちたあとのカラの形がおみこしの屋根に似ているので、「ミコシグサ」とも呼ばれます。
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カツラ(落ち葉)

- 見れる場所
- 冒険の森、ちびっこ広場
- 見れる時期
- 9月、10月
カツラの葉はハート型のかわいらしい形をしていますが、特徴的なのは形だけでなくその香り。カラメルのような甘い香りがするんです。落ち葉だけでなく、雨上がりの日などは、辺り一面に甘い匂いが漂っていることも。
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アケビ(実)

- 見れる場所
- 自然観察の森、野鳥の森、自然の森、冒険の森、アスレチックコース、トンボ池
- 見れる時期
- 9月、10月
紫色の皮がぱっくりと割れて果肉が顔を出すアケビの実。白いゼリー状の果肉はとっても甘いですが、種が多くて少し食べづらいです。皮が割れない「ムベ」の実も園内で見ることができます。
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アカメガシワ(実)

- 見れる場所
- 野鳥の森、展望台、自然の森、冒険の森、アスレチックコース、四季の森
- 見れる時期
- 9月、10月
空き地があるとまず最初に生えてくるパイオニア植物の一つです。生命力が強くどんどん増えて嫌がられることもしばしばですが、樹皮は生薬として胃潰瘍や胃酸過多に効果があるそう。カラスなどの鳥たちがよくこの実を食べています。
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マテバシイ(どんぐり)

- 見れる場所
- ことりの里、冒険の森、アスレチックコース、流れの広場、トンボ池、四季の森、ちびっこ広場
- 見れる時期
- 9月、10月
日本固有の種類。大きな実は県民の森のクラフトでも大活躍です。またアクがほとんどないので、そのまま炒って食べることができます。そのためか、サルやイノシシもこの実が大好き!あちこちでどんぐりを食べた跡を見つけることができます。
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クヌギ(どんぐり)

- 見れる場所
- ふれあいの館、トンボ池
- 見れる時期
- 9月、10月
まんまるのどんぐりとモジャモジャの帽子が特徴的なクヌギ。9月の中頃から実が落ち始め、秋の始まりを知らせてくれます。拾ったまま保存しておくのにはご注意を。ゾウムシの幼虫が入っている実がけっこうあり、ある日どんぐりからころころしたイモムシが出てきます。
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オトコエシ

- 見れる場所
- 流れの広場、トンボ池
- 見れる時期
- 9月
秋の七草のひとつであるオミナエシに近い種類の花です。優しげなオミナエシ(女郎花)に対して、力強い感じがするのでオトコエシ(男郎花)と呼ばれるようになったと言われています。
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ヤマハギ

- 見れる時期
- 9月、10月
秋の七草のひとつ。古くから日本人となじみの深い植物で、『万葉集』では、秋の到来を告げる花として詠まれ、花札では猪とともに描かれています。
キンミズヒキ

- 見れる場所
- 流れの広場
- 見れる時期
- 9月
黄色い小さな花が可愛らしい秋の花。タンニン多く含み、止血剤・下痢止めなどの薬草となります。生薬名は竜牙草(リュウゲソウ)。
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ヤマジノホトトギス

- 見れる場所
- 四季の森
- 見れる時期
- 8月、9月
山野の林などに生え、県民の森では流れの広場の西側の遊歩道で見ることができます。名前の由来は、鳥の「ホトトギス」の胸にある斑点になぞらえているんだとか。
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サンゴジュ(実)

- 見れる場所
- ことりの里
- 見れる時期
- 9月、10月、11月
海のサンゴに見立てて「珊瑚樹」と名付けられたそう。ヒタキの仲間やメジロ、ヒヨドリなどがこの実を食べにやってきます。鳥たちは、赤からさらに成熟して黒くなった実を選んで食べているようです。
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クサギ(実)

- 見れる時期
- 10月、11月
ガクの濃いピンクと実のブルーがとても鮮やか。鳥が実を食べてフンをすることで種が運ばれると考えられおり、「こんな所にも生えていた」ということもしばしば。草木染めの材料としても使われています。
クサギ(花)

- 見れる時期
- 7月、8月、9月
葉っぱや枝がクサい木、というのが名前の由来です。でも夏に咲く花はとても上品な香り。アゲハチョウの仲間がよく蜜を吸いに訪れます。駐車場周りなど、日当たりが良い場所で自生しています。
ムクゲ

- 見れる場所
- トンボ池
- 見れる時期
- 7月、8月、9月
夏から秋にかけて、ハイビスカスのような形の次々と花を咲かせ、他に花の少ない時期、園内ではよく目立ちます。
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アキノタムラソウ

- 見れる場所
- 四季の森
- 見れる時期
- 7月、8月、9月
シソ科の植物で、薄紫色の花を咲かせます。名前の「タムラ」の由来ははっきりしていないそう。藤棚~町道に抜ける遊歩道でよく見られます。
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