★☆イベント報告『冬の星空観察会』☆★

1/28(土)に『冬の星空観察会』のイベントが行われました。

千種さんを含めた3名の方に望遠鏡を用意と解説をしていただきました。
用意していただいた望遠鏡はそれぞれ特徴があります。
1つ目は口径がとても大きい望遠鏡です。
2つ目は口径が大きく、さらにタブレット端末で写してくれるものです。
3つ目は細長いタイプですが、星の位置を自動で向けてくれるものです。
望遠鏡を見ているだけでもワクワクしました!!

この日は天候が思わしくなく、開催できるかどうか懸念されました。
開始時刻の15分ほど前に雪が降り始めました!
幸いすぐに止みましたがハラハラしました。

初めに千種さんから冬に見ることができる星についてDVD映像で解説していただきました。
20分ほど勉強してから観察開始です。

初めは雲が多く、月しか見ることができませんでした。
3台の望遠鏡を月に合わせいただきました。それぞれの望遠鏡の特徴がよくわかりました。
月はとても明るく太陽から反射されてると思えませんでした!

しばらくすると、西の空に木星が見えてきました。
望遠鏡で覗くと木星の周りを回るガリレオやエウロパなどの衛星も見ることができました。

しだいに南の空の雲がなくなり、オリオン座と冬の大三角がキレイに見えてきました。
バラのような幻想的なオリオン座の散光星雲(M42)を望遠鏡で見せてくれました。
M42は高性能な望遠鏡でなければ見ることができないそうです。
参加者の方々も喜んでいただけました。

 

残念ながら、今回は大本命のZTF彗星を見ることはできませんでした。
この彗星は11ヶ月程前にアメリカのパロマー山天文台で発見された彗星です。
5万年ぶりの地球への接近だそうです。
残念ながら今後は太陽系から離れてしまい、二度と見ることができないようです。
2月の中旬ごろまでなんとか見られるとのことです。

 

キレイな星をじっくり観測でき、心が洗われるイベントになりました。